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日本の“土”に可能性 CO2換算、年188万トン

2008年01月14日 23:00

 ■メタン吸収量、欧米の2倍…森林総研が解明

 森林総合研究所は、日本の森林土壌の単位面積当たりのメタン吸収(分解)量が欧米に比べて2倍程度大きく、亜酸化窒素の放出量は半分以下であることを解明した。メタンは温室効果ガスの一つで、この優れた土壌の特質を、どう有効活用できるかが今後の課題になりそうだ。

 メタンや亜酸化窒素は、二酸化炭素(CO2)に次いで地球温暖化に及ぼす影響が大きく、これらについても、吸収・放出量を明らかにする必要が指摘されていた。

 一般に森林土壌はメタンを吸収し、亜酸化窒素を放出することが分かっている。しかし、測定例が少なく、メタンの吸収や亜酸化窒素放出の全体像が不明だった。そこで森林総合研究所では、国内の代表的な森林土壌26カ所を選定し、メタン吸収量と亜酸化窒素放出量を測定。

 その結果、日本国内の森林土壌全体で、1年間に1ヘクタール当たり6・9キログラムのメタンが吸収され、0・2キログラムの亜酸化窒素が放出されていると推定した。

 このメタン吸収量、亜酸化窒素放出量の推定値をCO2量に換算すると、メタンが347万トン、亜酸化窒素が159万トンになり、差し引きで188万のCO2を吸収していることになる。

 この数値を欧米などと比較すると、単位面積当たりのメタン吸収量が約2倍大きく、亜酸化窒素放出量は半分以下という傾向がみられた。

 また、メタン吸収速度は、火山灰由来土壌が他の土壌に比べて特に大きな吸収速度を示すことが分かった。日本には火山灰由来土壌が広く分布することから、これがメタン吸収量を大きくしているとみられる。

 メタン吸収速度の違いは、火山灰由来土壌が多孔質であることと関係していると考えられるため、今後、この吸収メカニズムを解明していく方針だ。

(2008/01/14 FujiSankei Business i.)
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