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カーボンオフセット導入に旅行・運輸業界も関心、環境省も普及へ支援

2008年04月12日 23:00

 「カーボンオフセット(CO)」。日常生活で排出される炭素(カーボン)を、森林などに吸収させることで埋め合わせる(オフセット)活動を言うが、ここにきてビジネスとして活用する動きが出ている。旅行・運輸業界ではJTBがCOの仕組みを取り入れた駐車場の運営を始め、JR西日本はカードのポイント交換で二酸化炭素(CO2)削減に取り組む団体への寄付を可能にした。環境省はこうした動きを見据え、1日にカーボンオフセットフォーラム(JーCOF)を設立した。低炭素社会実現へ官民の足並みがそろいつつある。

 COビジネスは、消費者が商品を買ったりサービスを受ける際、環境対策用のお金を上乗せして支払い、企業が植林などの事業を行ってCO2などの温室効果ガスの削減を目指す手法がとられることが多い。

 CO2ゼロ旅行を推進するJTBグループ。今回の取り組みは日本初という、環境配慮型駐車場「カーボンオフセットパーキング」の展開で、JTB関東が手がけた。

 5日、群馬県太田市で始まった「全国都市緑化ぐんまフェアおおた」の会場駐車場が導入第1号となる。

 駐車料500円(普通車)のうち100円分をCOの費用に充てる。集めた資金は自然エネルギー・コムに支払うことでマイカーやバスで移動中に排出したCO2を相殺する仕組みだ。

 同フェアは来月11日まで開かれるが、同社では約8万台の利用を見込んでおり、CO2約540トンのCOにつながると見ている。

 今後、全国の観光地の駐車場を中心に普及を進め、08年度は10万台の利用を目指す。

 JR西日本は1日から、同社が発行するクレジットカード「JーWESTカード」とICカード「SMART ICOCA」のポイント交換商品として、CO2削減に取り組む環境保護団体へ寄付することができる「カーボンオフセット特典」を追加した。

 同社のカードを利用すると、金額の0.5%分がJーWESTポイントとして貯まる。同特典では1ポイントを2円として換算し、森林保全活動を通してCO2削減に取り組む京都モデルフォレスト協会と国際環境NGOのFoE JAPANに寄付を行う。希望者には金額分の証書を発行する。

 豪華バスツアーの販売に乗り出した百貨店の三越(三越トラベルセンター)。オリジナルバスを利用したツアーではCOを導入。日本カーボンオフセットと契約し、バスが排出するCO2を相殺するための代金を旅行代金に組み込む。「環境に配慮されるお客さまに対応した」と言う。

 JーCOFの設置は政府が2月に策定した「わが国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)」を受けたもので、事務局は海外環境協力センター内に設置した。COに関する情報収集や提供、普及啓発、相談や支援を行う。

 また、今月15、16の両日には「低炭素社会ビジネス、低炭素生活に向けて」をテーマにキックオフミーティングを開き、フォーラムの活動やCOの取り組み事例などを紹介する。会場は15日が東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテル、16日が京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都。

(2008/04/12 観光経済新聞)
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