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“エコ”旅行広がる 自然エネルギー発電購入や箸持参も

2008年04月26日 23:00

 環境保護を意識した旅行商品が本格的に広がり始めている。旅行者が自然エネルギー発電の購入費を支払う商品やおはし持参で旅館の施設利用券をプレゼントするといった内容が中心だ。京都議定書の約束期間が始まり、環境への関心が高まる中、旅行業界は環境意識の高い顧客をつかもうとしている。

 JTB西日本は4月上旬、旅行中に排出した二酸化炭素(CO2)を風力や太陽光をはじめ自然エネルギー発電施設への資金支援で相殺したとみなす「カーボンオフセット」(炭素の相殺)という仕組みを取り入れた商品を売り出した。

 社員旅行や修学旅行のような団体向けのみだが、同社の関係者は「CSR(企業の社会的責任)の高まりで『環境』へのニーズは高まるはずだ」と語る。

 「LOVEARTH(ラバース)」というブランドを付けたこの商品では、兵庫・豊岡でのコウノトリ観察、沖縄でのサンゴ礁移植体験を用意。カーボンオフセットに加えて、旅先での「環境保護体験」も取り入れたのが売りという。

 昨年春、JTBグループでカーボンオフセット旅行を先行導入したJTB関東の場合、年間利用者が当初予想1・5倍の1万5000人となり、主力商品に浮上しつつある。JTB西日本は年間販売目標を2万人に設定したほか、JTB法人東京は社員旅行の代金の一部を地域の環境保護団体に寄付する商品も開発するなど、環境関連商品を拡大している。

 人気の背景についてJTBグループ本社は「旅行を楽しみつつ、環境保護につながる点が受けているのではないか。数年前ならば見向きもされなかったが、手応えを感じる」と話す。

 近畿日本ツーリストも5月、カーボンオフセット旅行商品の販売を始める。修学旅行向けが中心で、旅行後も専門講師を派遣する環境学習プランも用意したのが特徴だ。

 同社は昨年秋、JRグループとタイアップし、北陸や中国など全国6地域へ鉄道を利用して出かける商品「ecoたびキャンペーン」を関西地区で発売。おはしや歯ブラシを持参すれば、旅館内で使える館内利用券(500円)をプレゼントする特典を期間限定で行った。これが好評だったことから、現在は国内旅行のほぼ全商品に「ecoたび」のロゴを付け、鉄道利用プランを併記している。旅行でもエコ、の動きはますます広がりそうだ。

 ◆ カーボンオフセット カーボンは英語で炭素、オフセットは相殺の意味。CO2を出さずにエネルギーをつくる風力発電やCO2を吸収する樹木の植林に資金支援し、自らが排出したCO2をゼロにしようという考え方で、世界の市場規模は60億円超とされる。国内では今年、カーボンオフセットの年賀はがきが登場。滋賀銀行も全国初のカーボンオフセット定期預金を今月から始めている。

(2008/04/26 産経)
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