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トナー利益でCO2を相殺、カーボンオフセット付きA3プリンタをカシオが発売

2008年05月19日 23:00

 カシオ計算機株式会社(以下、カシオ)は5月19日、A3対応高速カラーページプリンタの新製品「SPEEDIA N3600」を発表した。6月4日より販売を開始する。年間生産台数は1万2000台。

 SPEEDIA N3600は、環境への配慮と情報漏えい対策を強化した高速カラーページプリンタ。A4サイズでフルカラー24枚/分、モノクロ30枚/分の印刷速度のほか、カラー12秒、モノクロ8秒でのファーストプリント、30秒のクイック起動などを実現している。

 環境への配慮としては、プリンタ業界初という「カーボンオフセット」付きのトナーを用意したのが最大の特長だ。カーボンオフセットとは、人間の経済活動や生活を通して排出されたCO2などの温室効果ガスを、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業などに貢献することで、別の場所で直接的・間接的に吸収しようとする考え方。

 カシオのSPEEDIAシリーズでは、使用済みのトナーカートリッジを無料で回収・再生する「回収協力トナー」という取り組みが採用されている。今回のカーボンオフセット付きトナーではこれをさらに進化させ、プリンタの消費電力に相当するCO2排出分を、カシオがトナー収益の一部を使ってオフセット(相殺)。具体的には「カーボンオフセットプロバイダ」から排出権を購入することで、温室効果ガス削減事業に還元する。カーボンオフセット付きトナーは、7月7日より発売する。

 このほか、機能面からも環境への配慮が強化されている。印刷をした際に、可読性が要求される「文字」と、あくまでイメージを伝えるための「画像」を同じ濃さで印刷するのは経済的ではない。こうした考えから、文字・グラフィック・写真それぞれ個別に、トナーのセーブ量を設定可能にする「新トナーセーブモード」が搭載された。文字や写真などが混在する文書で、グラフィックや写真はトナーセーブを多めに、文字はトナーセーブを少なめに印刷できるため、読みやすさを維持したままトナー使用量が抑制できる。

 今後もさらにエコ機能をバージョンアップする予定。節電ボタンを長押しするだけで簡単にエコロジー推進モードへ移行する「一発エコモードボタン」、エコ機能の実施状況に応じて3段階でエコマークをプリントする「エコレベル印刷」、プリンター使用状況のほか、消費電力やCO2換算量などの集積データまで一覧してくれる「簡単エコ集計」といった新機能を、8月に追加。ドライバユーティリティを導入することで機能拡張できるようにするとのこと。

 情報漏えい対策の強化としては、非接触ICカードをプリンタに接続したICカードリーダにかざすだけで認証が行える「認証プリント機能」を搭載。その際にICカードを登録する機能をプリンタに装備したため、クライアントPC側へのICカードリーダー設置や対応ソフトの導入が不要となり、導入コストが低減できる。認証用カードは、FeliCaやMifareなどの一般的な非接触ICカードに対応。現在使用の社員証がIC チップを搭載していれば、そのまま使い回しが可能だ。携帯電話も認証デバイスとして利用できる。

 本体価格は、19万7400円。ランニングコストは、フルカラー印刷で約11.1円/枚、モノクロで約2.8円/枚。なお、同社製カラーページプリンタはこれまでBtoBのみでの展開だったが、新製品から店頭販売も開始する方針。

(2008/05/19 Enterprise Watch)
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